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おとなんつづり

心穏やかな暮らしを目指しながら、日々の出会いや思う事を綴っています

静かな商店街の奥でひっそりと存在する和菓子屋さんに教わったこと

ちょっと思うこと 食べもの

 

自宅から徒歩5分の商店街はとても古くて老朽化が進んでいます。

年配のお客さんが多くて遠のいていましたが、新しい発見がありましたよ。

とても美味しい和菓子屋さんに出会い心穏やかになりました。

 

 

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ニュータウンからタケノコ村へ

 

(今回の記事は、私の近所の和菓子屋さんのお団子が美味しかったという単純なお話です。感じた事を以下に書きます。)

 

 

 

私が今住んでいる場所は、緑豊かで静かな場所です。

 

移住前は「ニュータウン」と呼ばれる、新しい街の近くに住んでいたんですよ。会社の社宅です。電線は道路に埋っていて広く、デザイン性のある街並みでドラマのロケにもたびたび使われています。

 

映画館やオープンカフェ、素敵な教会や公園もあってお洒落。その一方で、生活に必要な大型スーパーや医療なども充実しています。出来ればこのまま住んでいたい!と思う街でした。

 

 

 

社宅を出る事になったとき、そのまま同じ街に住んでいたかったんですが・・・とにかく家賃も土地も高くて断念。やむ負えず隣の古い区のタケノコ村(ここでは仮にそう呼びます)へ移住しました。

 

 

老朽化したマンモス団地群があるタケノコ村

 

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私の住んでいる場所を「タケノコ村」としてお話をすすめます。

 

タケノコ村は、地名にも「竹」が入っている地盤がしっかりした土地なんですよ。そのためなのか、40年くらい前に住宅供給公社がマンモス団地群を建築しました。総戸数は約3300戸で推定人口約8000人と言われています。

 

駅から遠くて(徒歩30分程度)生活するには不便な事もあり、団地の方が利用する小さな商店街と銀行、郵便局などがあります。バスも本数多いので便利。

 

 

 

 

これだけ書くとニュータウンに劣らない魅力がありそうですが、建築されたのは40年以上前。老朽化や少子高齢化による高齢者世帯の増加が激しいために、修繕や外壁の塗り替えなどが行われています。

 

このタケノコ村の商店街には、お店が10件ほどありますが1/3はシャッターが閉まっていて、全体が錆びていて寂しい感じ。お買い物客はご年配の方がほとんどです。

 

 

タケノコ村商店街は年配者向け 

 

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▲タケノコ村商店街の様子

 

 

ニュータウンの都会的な暮らしから一転、この錆びれたタケノコ村での生活になったわけです。移住した当初は、玉手箱を開けてしまったお爺さんのような気分になりました。置いている商品は団地の年配者向けですし、目新しいものが全くありません。

 

 

 

例えば・・・

500円や1000円の値札がついた、地味な模様の服がステンレスのパイプにずらりと掛かって通路に出ていたり。段ボールに油性マジックで書いた「特売」の文字が添えてあったり。

 

お洒落な雰囲気はまるで無いんです。

ここを通るたびに、ニュータウンの暮らしが恋しくて恋しくて。

 

 

 

そこで私は、どんなに両手がプルプル震えようが(重いから)勤務地の近くでウィンドウショッピングと食材を調達していましたよ。 勤務地は少々都会でした。

 

ただ、我が家の近くにはコンビニも無いので、風邪で寝込んだ時やどうしても足りない消耗品を買いに行く時に、このタケノコ村商店街を利用していました。

このタケノコ村商店街は、自宅から徒歩5分なのでとても近いんです。 

 

 

タケノコ村商店街の和菓子屋さん

 

このタケノコ村商店街は、アポロ(犬)の散歩ルートにも近いです。

そういえば・・・と「タケノコ村商店街」に寄ってみよう!と思い立ちました。

 

 

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▲愛犬・アポロ 

 

 

実は、そのタケノコ村商店街に和菓子屋さんがあったのを思い出したんですよ。

アポロを連れていける店構えなので行ってみることにしました。

 

 

 

その商店街の一番カド、入り口から1番遠い場所にあります。お店の前には、おそらく何年も使っているであろう古いワゴンがあり、小さなビニールに入った餡子やきな粉、簡単なお茶菓子などが陳列されています。

商店街を歩いている方の目にとまるようになっているわけですね。

 

「やっぱり年配者向けだなぁ」と思いつつ・・・

ふと、お店のガラスの扉奥を覗くと美味しそうなお団子が目にとまりました。

 

 

 

小さくて透明なお総菜容器に、みたらし団子や餡団子が数本入っていて、輪ゴムで止められています。

 

これがもう~見るからに美味しそうなお団子だったんです。

 

 

和菓子屋さんの優しさ

 

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▲餡団子(みたらし団子は食べちゃいました) 

 

 

お店の方はとても親切で終始笑顔。

初めて会話しましたが、立ち振る舞いからこの場所で何年も経営しているんだなとわかりました。

 

 

 

これまで、せかされ煽られ、いつも何かに追われていた私にとって、こんな穏やかな平日の午後があるんだと思うととても嬉しかったんです。

心の中がじーんとあたたかくなりました。

 

 

 

改めて夫とアポロや、身の回りに感謝です。

 

大袈裟かもしれないけど・・・夫が働いてくれているお陰で今があるし、アポロのお陰でこの和菓子屋さんとも出会えたんですから。人とのふれあいを素直に優しいと感じる気持ちになれた事は、自分の中で大きな進歩でした。

(色々あって、私は昨年から専業主婦をしています。) 

 

予想以上に美味しいお団子

 

自宅に帰り、日本茶を入れてじっくりお団子を頂きましたよ。

 

これが本当に美味しくて驚きました!!!

甘すぎず上品な味です。

丁寧に練った餡子や、みたらしの焦げ具合、団子の弾力などすべてが丁寧だったんです。美味しくてアポロと一緒にクルクル回ってしまいましたよ。

 

 

 

この味ならば、隣のニュータウンで店を出せば飛ぶように売れるだろうに。なんて勿体ない!というのが最初の素直な気持ち。移住前のニュータウンが浮かびましたよ。

 

だけど、ここで作っているから良いんでしょうね。

このタケノコ村商店街の、いちばん隅っこで丁寧に作っているからこその「優しい」味なんです、きっと。

 

 

最後に

 

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和菓子屋さんに出会って思うこと

 

ニュータウンとタケノコ村商店街、それぞれの良さをしみじみと感じつつ、お団子を頂きました。 私はすっかり新しいモノに気をとられていた事に気付いたんです。

今憧れているニュータウンだって、もしかしたら同じ道を歩むかもしれないのに。

 

 

 

新しい事だけが人の心を動かすわけじゃない。

目立たないけど地道に頑張るからこそ、存在する優しさもあるんですよね。

 

私の好きなこち亀で例えると・・・

「人生送りバント」が座右の銘の寺井さんみたいな存在でしょうか。

 

あぁ~どうしてもっと早く良さに気が付かなかったんだろう!

灯台下暗しです。

 

 

 

タケノコ村商店街は、なんと夏は花火を打ち上げたり、流しそうめんをする等とても頑張ってる商店街なんですよ。お団子ひとつで一気に応援したくなりました。

単純ですねぇ(;´∀`)

今度は他のお店や周辺ものぞいてみようと思います。 

 

 

 

ご近所に、もし古くから経営しているお店があったら是非立ち寄ってみてください。何か感動が待っているかもしれません。

 

 

 

お団子も良いけど、ボクのお散歩も忘れないでね。

 

 

 

 

読んでくださってありがとう~

オトナンでした。

ではまた (╭ರᴥ•́)☆  

 

 

植物に関するブログも書いています。

▶Grimo[ぐりも]|グリーンをもっと。優しいガーデニングスタイル。