おとなんつづり

ほっと一息、大人世代あれこれ。心豊かな暮らしを目指しています。

中高年からの趣味は素直な心を優先に。人に合わせる世界は続かない。


中高年からはじめる趣味は、心から楽しい!と思える方が良いですよね。

趣味の中には、どこかに出展する場合もあるかと思います。自分の個性をそのままに楽しめているのか、疑問に感じることがありました。そして、本当に自分が求めているものなのか・・・とも思ったんですよ。

 

 

 

趣味は楽しい世界

 

f:id:otonann:20170120215141j:plain

 

 

40代前半ごろ。将来を考えて始めた趣味が、なぜ続かなかったかというお話です。

私は植物が好きなので「押し花」を趣味にしていました。講師の資格を取っておき、将来家庭に入った時の糧にしようと思ったんです。安易に好きなことだから、と。

 

「押花」といえば、本の間にお花を挟むイメージでしょうか?

実はとても奥深いんですよ。

押した植物たちを絵の具にして、絵画を描くような感じです。

 

きちんと保管しておけば、違う季節に咲く植物を隣り合わせて楽しむことができます。あらゆる植物素材を使って個性を表現する、素晴らしい世界なんです。

  

 

押花の趣味。例えばこんな世界です。 

 

私がレッスンしていた頃の制作途中ものですが、ほんの少しご紹介。

全て基礎パターンを真似たものなので、デザインは私のモノではありませんけどね。

全て、自然の色なんですよ~。

 

 

▼リースの一部。

花びらをバラバラに押して、組み立てから乗せています。組み立ての練習も楽しい。

 

f:id:otonann:20170625152224j:plain

 

 

  

▼御所車の一部

黒っぽい部分はナスの皮。緑色はポトスの葉です。

 

f:id:otonann:20170625152244j:plain

 

 

 

▼上の御所車で、車輪の内側に使ったキラキラは「タブ」の新芽。

金色に輝く新芽です。この状態でいる期間は、1年のうちで数週間だけなんですよ。

 

f:id:otonann:20170625152249j:plain

 

 

 

▼森や山の景色

 

木の皮で「岩」を表現。光が当たっている様子を表現するために、紅葉した葉をまぜて乗せています。少し枯れかかった葉も押しておき、影として使います。

風景を学んでおくと、厚みのある植物を扱う作品も作れるようになります。

 

f:id:otonann:20170625152257j:plain

 

 

 

こんな風に、押した植物を並べて作品を作っていきます。

細かい作業が大好きなので楽しいです。

 

そう。楽しいんですよ。押した植物たちがどんな風に仕上がるのかを見るのも楽しい。

だけど・・・自分の求めている世界と違う気がしてきました。

 

 

基礎は大事だけど

 

押し方や表現の方法は色々あります。そこで、最初はお手本を真似しながら学んでいきます。どの世界でも基礎が身についていなければ、自分の個性を存分に出すことが出来ませんよね。だけど・・・。

 

お手本は「基礎」なので、奇抜なパターンはありません。

 

ここで私のわがまま登場です。

綺麗なんだけど・・・ただそれだけ。構図もワンパターンです。基礎を学ぶためとはいえ、普通すぎる世界を作りたくなくなってしまいました。

優等生すぎて、面白くないのです。 

そこで、少し自分のオリジナルを足して進めていくんですが・・・そこはレールの外れた世界なので、先生アドバイスにて手直し頂く事になります。

 

その結果「先生が良いと思った作品」になってしまうのです。

私の作品じゃなくなってしまう。

 

 

 

それがレッスンですからね。そのために通ってるんですから当たり前です。先生は良かれと思って指導してくださいますから、有難いんですよ。だけど・・・どこか納得しない、わがままな私。

 

基礎を学びながら個性を出すって難しいですね。

 

 

個性を封印した、審査員の好みの作品作り

 

個性を出すことを考えたときに、こんなこともありました。

あるときレッスン中、先生や生徒さんと一緒に本を見ていたんですよ。大きな展示会で「賞」を取った作品たちの本です。

 

生徒さん達は絶賛していましたが・・・私の目には、正直どの作品もあまり違いが無いように感じたんです。どれも似てる。全体の2/3を和紙で空間を作って、葉を添えているようなものばかりで、ちょっと寂しい感じ。

 

 

 

うーん、あんまり良いと思えない。

私がまだ未熟なせいだろうか。

 

そう思っていた時。先生はじっくりと頷きながら・・・

「●●先生が審査員だものねぇ」とおっしゃったのです!

 

 

 

そういうことか!とハッとしました。●●先生は押し花界では大御所です。

大御所先生は、薄く重ねた和紙に美しく押された葉を1、2枚使う作品で有名なんです。先生の目にとまるよう、先生の好みの雰囲気ばかりなわけです。

 

要するに、肩書を得るために作られた作品が「賞」を取っているのです。

押し方のテクニックや、魅せ方の腕も賞をとるために必要ですよ。だけど、作品としての「個性」はどうなんだろうか・・・と思ってしまった。

 

 

 

なぜそうするかと言うと、「賞」を取ればハクが付くので沢山の人に見てもらう機会が増えるから。教室を持っていている先生だとしても信頼に繋がるからです。

個性を封印して、賞を取って注目をあびるか。遠回りしてでも自分の個性を貫くか。

 

ブログで言うならば・・・

皆が注目するようなネタでバズって近道するか、ありのままの自分を貫くか。というところでしょうか。あ、ブログを書かれていない方には意味不明な内容でしたね。

もう頭の中がブログでいっぱいなので。ごめんなさいねぇ~。

 

 

 

この先、どう楽しみたいのか

 

話を戻しますね。

押花は世界に1つの作品を作る事が出来る、自由で楽しい世界です。

季節を感じながら、草や土のにおいに触れたり発見もある。素晴らしい趣味ですよ。

けっして避難しているわけではないので、誤解しないでくださいね。

 

 

 

私に限定して、この趣味を考えた場合・・・。

ただ漠然と作品を作るだけでは、そのうち満足できなくなると思ったんですよ。沢山の人にみてもらいたい場合「個性」を封印する時も出てくるわけなんですよね。

 

サークルに属していたら、展示会のために作品制作ノルマもあったりします。

あまり気乗りしないテーマなのに、時間に追われて制作する。しかも、その作品が家に残ってしまう。私には続かなそうに思いました。

 

 

 

そこで、中高年が趣味をはじめるときのポイントとして考えたとき・・・。

 

この先どうしたい?

心から楽しめそう?

ノルマがある場合、どう感じる?

モノが増えて行く趣味の場合、どうしていく?

 

これらは大事だなと思いました。人間関係もあるかもしれませんね。 

その趣味の先が、自分のプラスになるかどうかも大事だとおもいます。

 

せっかくの時間ですから。

趣味は自分らしく、心から楽しみたいですね。