おとなんつづり

オトナになっても純粋に。硬い心を柔らかくする為のブログ。

漫画「ガラスの仮面」で速水真澄が愛した紫のバラは実在するのか

先日、お花屋さんの前で青色が美しい「デルフィニウム」と出会いました。

この青色で思い出した事があって。紫のバラの青の色素はちょっと特別なのです。

 

 

漫画「ガラスの仮面」の紫のバラ

 

少女漫画の代表作のひとつに「ガラスの仮面」がありますよね。

速水真澄さんが女優を目指す北島マヤちゃんに、影のファンとして紫のバラを贈り続ける。少女漫画にバラの要素を取り入れるとは~。もうキュンキュンしますっ。

 

漫画掲載が始まったのは1976年。

この頃、紫色のバラは架空の存在でした。

 

▼ガラスの仮面の速水真澄と北島マヤ

f:id:otonann:20170814232322j:plain

 

 

 

 

バラが持っていない青い色素「デルフィニジン」

 

紫のバラを咲かせるには、青い色素が必要です。

でも、自然界では青い色素を持つバラは無いので、紫のバラも本来は存在しません。

 

いきなり回答言っちゃった。

もっと詳しくお話をすると・・・

お花の色素は大きく分けると、赤色系、黄色系、青色系の3つ。バラはその中の青色系の「デルフィニジン」を持っていません。

自然に咲いているバラで、真っ青な色のバラって見たことないでしょう?

 

f:id:otonann:20170808225823g:plain

出展:サントリー|世界初!「青いバラ」への挑戦 

 

 

▼青い色素「デルフィニジン」を持つ「デルフィニウム」 

 

f:id:otonann:20170808215936j:plain

  

 

ところが、2008年にサントリーが青いバラを作ってしまいました。 

世界で初めて、青い色素を入れた遺伝子操作に成功したんです。私はこのとき、ガラスケースに入ったバラを見た事がありますよ。警備の方が横に立っていました!

今はだいぶ普及したようですけどね。

 

 

▼自然界に存在しない青いバラ

 

f:id:otonann:20170814213205j:plain

出展:坪井花苑shop|サントリーブルーローズ 

 

 

真っ青とはいきませんね~。

ちょっと紫色にも見えます。

遺伝子操作を成功させて、青っぽくしてしまったんですから凄い事ですね。

 

時々見かける、濃い青い色のバラは色を吸わせています。

生き物を好きな色に自由に変えてしまう人間たちって、すごいけど恐ろしい。

  

▼レインボー色のバラもあります。(これも色を吸わせている)

 

 

 

同じように、紫色のバラも色素を吸わせているものが存在します。

くすんだピンク色を、紫色として販売している場合もありますよ。

 

なので、タイトルの回答としては・・・

「人工的に作られたバラならば、存在する」となります。

 

 

 

・・・人はなぜ、自然のままの色にしておかないんでしょうね。私の思うことをちょっと添えて筆を置くことにします。

 

  

バラが青い色を選ばなかったのは理由があると思う

 

花が咲く理由は子孫を残すためですよね。

受粉させるため。だから、花粉を運んでくれる媒介者(昆虫や鳥)を選ぶ必要があったわけです。媒介者だって得意なカラーというものがあるはずなのです。

 

バラとしては、他の花と同じ色素を持っていたのでは、生き残れないと判断したんじゃないでしょうか。個性を持って強く生きようと。 

 

足並みそろえて他と同じ色を持たず。

自分の色を選んで生きてきたバラだからこそ美しい。

紫になったバラは、自分の姿をどう思ってるでしょうね。

 

青い色は空や海の色。

人類にとって、憧れの色なのかもしれませんね。

 

▼良かったらお立ち寄りください。エジプシャンブルーのエピソードもあります。

 

www.otonan.com

 

 

▼これ、すごい気になる・・・ 

出展:楽天ブックス|「ガラスの仮面」日めくりまいにち、月影先生!