おとなんつづり

オトナになっても純粋に。硬い心を柔らかくする為のブログ。

優先席はシルバーシート?高齢者に席を譲られて思う交通機関座席のあり方

バスや電車などで座席の譲り合いをする時、色んなドラマがありますね。

譲る方と譲られる方、両方の意志が合わないと恥ずかしい気持ちになったりします。先日、バスの優先席でちょっと嬉しいことがあったんですよ。それと同時に思うことがありました。

 

 

バスの優先席を譲られる

 

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愛犬アポロの通院帰りのことなんです~。

私は3キロのアポロを肩にかけ、両手は荷物いっぱい。手はぶるぶる状態で、つり革にもつかまれない状態で立っていたんです。荷物は手に食い込むほど重かった。

 

バスの中は満席で、立っている人も多かったんですよ。

そんな中で、なんと!

優先席に座っていた高齢の方(白髪の初老女性)が私に声をかけました。

 

「あら、荷物大変だわ。どうぞ、私すぐ降りますから。」

 

 

 

えぇ~!有難いけど恥ずかしい!

ここは優先席。身体的に困ってないのに申し訳ないよぉ。

両手をぶるぶるさせたまま、周囲の視線を一斉にあびる私。

 

私がどう行動するのか見守っているのです。席の譲り合いは注目されやすいんですよね。逆の立場なら私だって見てしまいます。あの人どうするんだろうって。

 

でももう、その初老女性がスッと席を立ち、私の肩をやさしく押してくださったので、断るのは逆に申し訳ないと思って座りました。

 

ブルブルしてた手が開放されて有り難かったです。だけど。

他にも白髪の年配者がつり革につかまっていましたから、申し訳なさでいっぱいになってしまったんですよね。だって荷物が多いというだけで身体は辛く無いんだもの。

 

 

優先席=お年寄り席?

 

この時の視線は色々でした。

下から上まで私を眺めて眉間にシワを寄せ、舌打ちする方がいました。

 

ちょっとドキッとしましたが、仕方のないことです。混んでいる車内では皆イライラするし、座りたい人は沢山いますからね。 羨ましそうに眺める方、ニコニコして見て下さる方、座った両隣の方は私の荷物の心配もしてくださいました。色々です。

 

ふぅ・・・申し訳ない。私は荷物が多いというだけなのに。

でもね。実際にこうやって自分が優先席を譲られた時の反応で思うものがありました。

優先席=お年寄り席なんだろうか。

「シルバーシート」というイメージが根強く残っているんじゃないかと思うのです。

 

私のパターンは置いておいて。見た目には分からなくても、座席を必要としている方はけっこう多いと思うんです。妊婦の方や腰痛持ちの方もそうですね。高齢者専用という訳でも無いはずなのです。

 

言葉が分かりずらいんでしょうかね。「優先」という言葉。

 

 

全座席を優先席とする「全席優先席」を利用して

 

 

私の街では「全席優先席」という電車があるんですよ。

最初に導入されたときは戸惑いました。本当に困ってる人が座れるんだろうかと。当時は、全席お年寄り優先なの?と思っていました。 

その後、使いづらいという声があって改良されたのです。

 

▼「携帯電話電源オフエリア」に、こんなシールが貼られましたよ。平成24年のことです。

 

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出展:横浜市交通局 市営地下鉄車内に「ゆずりあいシート」を設置します

 

 

私の個人的提案

 

「優先」より「ゆずりあい」という言葉の方が、印象が柔らかくていいなと思います。

 

ここで出来れば、もうひとつ付け加えて欲しい。

「どなたでもご利用になれます」って。

 

そうしたら、舌打ちされる事も無いでしょう。

席が空いていた時は、誰でも利用可能なんだというイメージも広まるんじゃないでしょうか。

 

本来、席を譲る気持ちは、その周囲にいる人も和ませるものだと思うんです。譲る方も譲られる方も。もしお互いの気持ちが一致しない時でも、自然な空気になったらいいのにと思います。

 

 

 

そういえばこんな事もありました

 

かなり若いころの話ですが。

満員電車で通勤していたとき、もう本当に身体がバラバラになるんじゃないかと思うような混み具合でした。満員電車の立ち位置はコツがあるんですよね。

 

実は満員電車の場合、つり革につかまらない方が楽なのです。

後ろから人に押されてしまい、座席に座っている方の目の前に身体が行ってしまうから。そうなるともう~手を窓ガラスに付くしか無いんですが、それすらも出来ない満員電車っていうのがあります。経験ある方は分かってくださると思いますが。

 

 

 

そんな満員状態の時、つり革につかまっていたとき。

電車の振動でクルっと身体が回転し、座っているオジサマにお尻をみせる状態に。

(あ、おじさまだったのです。ふふふ。)

 

あー・・・もう手がちぎれる。

手を離したらおじさまの太ももに座ってしまう。

でも身体を動かせない。早く着いて~!!と思っていたら

 

 

 

「君!ここに座りなさい!」

サッとご自分のアタッシュケースを太ももの上に置き、席を作ってくれたのです。

 

 

▼図に書くとこんな状態。緑色が私ね。

 

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ああぁ・・・すてきなオジサマ。

( やっぱりオジサマ話になってしまうのね、私。(;´Д`))

 

太ももの上では、若い私が気を遣うだろうというとっさの行動です。

これには感動しました。このときも恥ずかしながら、申し訳ないけどそのアタッシュケースの上に座らせてもらたんですよ。

私がオバサンでも同じ事をしてくれたかしら・・・という素朴な疑問があるけれど、あのおじさまならばきっと同じようにしてくれる!と思うことにしましょう。

 

人の大変さを察して、自分に出来ることをするって良いですね。