おとなんつづり

オトナになっても純粋に。硬い心を柔らかくする為のブログ。

足りないって素晴らしい。誰かの真似をしなくても楽しいんじゃない?

愛犬アポロの散歩道では、色々な出会いがあります。

ただポーっと歩く事もあるけれど、ハッとする気付きもあるんですよ。ちょっと目線を変えると違ったものに見えてくる。何かを自分流にアレンジしていける、柔らかい心でいられたらいいなと思います。

 

 

廃材の花壇

 

f:id:otonann:20170712181427j:plain

 

 

愛犬アポロの散歩道にて。

最近になってようやく「本当の美しさ」に気付いた花壇があります。

 

今まで植物に関わる仕事をしてきて、美しい花壇というのはこういうものだ・・・といういう固定観念があったように思います。その花壇の前を何度も通っていたのに、何にも感じなかったとは。

 

 

 

今、私が気になっている花壇はこちらです。

 

f:id:otonann:20170712151922j:plain

 

 

・・・たぶん「どこが美しいの?」と思われるでしょうね。

ただ適当に仕切って、パンジー植えてるだけでしょうって。

 

ターシャのような素敵なイングリッシュガーデンに比べたら、むしろ残念な感じです。

 

 

モノの味方は、心の状態で変わる

 

私も最初はこの花壇、何とも思わなかったんですよ。

あぁ綺麗にしてるなぁという程度。

 

あるとき、ふと眺めたらこの置物が追加されていました。

 

f:id:otonann:20170712234551p:plain

 

 

薄汚れています。陥没した頭やら、禿げた塗装やら。

・・・お世辞にも可愛いとは思えない。正直言って最初は恐いくらいでした。

 

おそらくこれらは「廃材」です。

言い方はとても悪いけれど、ここにゴミを並べているのです。

 

 

 

そんな花壇ですが、私がこの花壇に注目するきっかけになったのは、この場所に腰をおろしてお手入れしている女性を見かけたから。

かなり年配の女性でした。ちゃんとヒザ当てをつけて園芸用の帽子をかぶって万全な体勢です。ここは傾斜があるから大変だと思いますよ。なのに・・・

 

その表情の幸せそうなこと!

誰の真似をすることなく、廃材で独自の世界を作っちゃってるんです。

 

 

 

そうなっちゃうともう~・・・クマや犬たちが嬉しそうに見えてしまう。

ついこの前までは恐いと思っていたのに。見方が変わるとこうも違って見えるという不思議さ。私にはもう、この置物達が会話しているかのようにも見えます。

 

よく見渡してみると、この花壇は全部廃材で出来ていました。

植えられている植物は何にも珍しい苗はありませんが、何だかあたたかいものを感じたんですよ。植物の手入れがとても行き届いていたからかもしれません。

 

素敵ね~!と言われる花壇によく見かける、アンティークレンガやウッドチップ、イングリッシュガーデンな苗など1つも無いのに、優しい世界が出来上がっているんですよ。

 

 

固定概念を捨てて、柔らかい心でいたい

 

この花壇のスゴイところは・・・

誰かにゴミを集めて並べてると思われても、気にしていないということ。

もはや「廃材」ではなく、「そこに必要な存在」に価値を変えて楽しんでいます。 

 

この空間に、教科書通りの素敵モノは似合わない。

 

完璧じゃないから。足りないからこそ試行錯誤出来るんですよね。

最終形をいきなり真似して満足しちゃったら、それ以上考えなくなってしまいます。

 

気付きはとっても大事だから、最初は誰かの真似から入るのも良い事だけれど。最終的には自分でアレンジして、自分が納得しなければ満足しないはず。

流行の服やモノが素敵だったからと、あれこれ真似してみたものの、結局使わなくなってしまった経験ありませんか?今思えば、その積み重ねは無駄ではなかったな~とも思います。

 

誰かにとってはゴミでも、自分にとっては宝物という事、けっこうありますよね。

 

 

 

本当の心の豊かさは、自分の心が決めることなんじゃないでしょうか。 

固定観念を捨てた心の柔らかさ、持てたらいいなと思います。

 

モノや考え方は人それぞれだから、好きに楽しんじゃいましょ~というお話でした。

長く生きれば生きるほど、固定概念を崩すのは難しいけれど。

心を柔らかくしたら世界が広がるでしょうね。

 

 

f:id:otonann:20170712131529p:plain